男性更年期障害の専門外来を受診する前にやるべきこと
7月 9, 2025初めて男性更年期障害で受診する際、事前に行うべきことなどをまとめました。
男性更年期障害(加齢男性性腺機能低下症/LOH症候群)**は、テストステロンの低下によって心身に様々な不調が現れる状態です。
病院を受診する際には、いくつかの「準備」や「注意点」があります。
✅ 受診前に準備しておくべきこと(チェックリスト)
🔹1. 症状を整理する
受診時に医師が最も重視するのは「具体的な症状」です。
✅ あてはまる症状をメモにしておくとよいです:
| 心の症状 | 身体の症状 | 性機能の症状 |
|---|---|---|
| イライラしやすい | 疲れやすい | 性欲の低下 |
| やる気が出ない | 頭が重い | 勃起力の低下 |
| 不安感・抑うつ気分 | 寝つきが悪い | 朝立ちが減った |
| 集中力が続かない | 動悸・ほてり | 精力減退 |
📝 これらを「いつから」「どのくらいの頻度で」「どんな場面で感じるか」まで記録しておくと診断に役立ちます。
※病院によっては」、ホームページでAMSスコアを調べることが出来るので、事前にチェックしておくと良いです。
🔹2. 服用中の薬・サプリをまとめておく
- 他の薬との相互作用の確認が必要です。
- 特にサプリメント(マカ、亜鉛、テストステロンブースター系)も申告しましょう。
🔹3. 病歴・生活習慣を確認しておく
- 既往症(高血圧、糖尿病、前立腺疾患など)
- 飲酒・喫煙・睡眠・運動習慣の有無
- 精神的なストレスの有無(仕事・家庭・人間関係など)
🏥 病院の選び方
| ポイント | 解説 |
|---|---|
| 「男性更年期」または「LOH症候群」に対応しているか | 泌尿器科、男性更年期外来、内分泌科などで対応可能 |
| 専門的なホルモン検査ができるか | 血中フリーテストステロン(Free-T)を測定できる施設が望ましい |
| 心身両面の相談ができるか | 精神面・生活面への理解がある医師が理想的 |
💡 大学病院・総合病院・自由診療のクリニック(男性ホルモン外来など)でも診てもらえます。
🧪 実際の診察で行われること
- 問診(症状・生活習慣の確認)
- 質問票(AMSスコア)記入
→ 更年期の重症度を自己評価するアンケート - 血液検査
→ 総テストステロン、フリーテストステロン、LH・FSH、亜鉛、甲状腺ホルモン、血糖など - 必要に応じて心理テストや心電図等の検査
⚠️ 受診時に注意すべきポイント
| 注意点 | 解説 |
|---|---|
| 朝早めの時間帯に採血するのが理想 | テストステロンは朝に最も高く、午後に下がるため正確な判断に重要 |
| 恥ずかしがらずに「性の悩み」も話す | 勃起不全、性欲低下も重要な診断材料になります |
| 「うつ病」との区別が難しいこともある | 精神的な不調だけでなく、**ホルモンの影響かも?**と伝えるのが大切 |
🎯 診断後にあり得る治療方針
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| ホルモン補充療法(HRT) | テストステロンの注射・塗り薬(必要時) |
| サプリ・生活改善指導 | 亜鉛・マカ・運動・睡眠の見直しなど |
| 漢方薬 | 八味地黄丸、補中益気湯など(症状によって処方) |
| カウンセリング | ストレスや心理面のケアも重要な治療の一部 |
🟢 まとめ:男性更年期の受診前にやるべきこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 症状メモ | 心・体・性機能それぞれの変化を具体的に |
| 服薬・サプリ | 飲んでいるものをリストアップ |
| 生活習慣・既往歴 | 医師が参考にできるよう簡単に整理 |
| 病院選び | 更年期・LOH対応の泌尿器科または専門外来が望ましい |
| 朝の採血 | テストステロンは午前中に測定が基本 |

