男性更年期障害とフタル酸エステル(3)~フタル酸エステルの影響を受けにくい食生活と健康~

6月 12, 2025 投稿者: Mr.otokolabo


食生活で気を付けるべきこととは?

前回の記事では、フタル酸エステルからの影響を避ける方法を紹介しましたが、食生活を気を付けることで、効果はあるのでしょうか?直接口に入れる食事からの影響も大きいのではないかとオトコラボでは考えました。


フタル酸エステルが含まれている食事や、フタル酸エステルの影響を抑えるような食材、健康法などはあるのでしょうか。


食品や食材を選ぶときに気を付けることは?

1. 加工食品・ファストフードを控える

フタル酸エステルの影響が食事に及ぶ場合、食品を加工、包装、調理などする場合が多いです。

避けたい食品例理由
コンビニ弁当・ファストフード調理器具・包装資材からフタル酸が移る可能性
冷凍食品・レトルト食品包装材にフタル酸を含む柔らかいプラスチックが使われていることがある
加工肉(ハム・ソーセージ)食品工場の設備・包装で汚染されやすい

対策

  • 加工度の低い食材を選び、自炊する
  • 食品の「原材料が短くてシンプル」なものを選ぶ


2. 新鮮な食材を使い、自然な調理法を心がける

食材備考
野菜・果物(できればオーガニック)表面の農薬+包装もシンプルでフタル酸曝露が少ない
国産の魚・肉・卵加工・輸送工程が短いぶん、添加物や包装が少ないことが多い
玄米・雑穀・豆類自然食品でかつ包装も比較的簡易で、健康面にも有益

対策

  • 食材は裸売り(バラ売り)のものや紙包装のものを選ぶ
  • 自分で洗って調理することで、表面の化学物質も除去できる


3. 保存・調理器具にも注意

調理器具・容器推奨する素材
保存容器ガラス、陶器、ホーロー、ステンレス
フライパン・鍋ステンレス、鉄、セラミック(ノンコーティング)
ラップ類BPA・フタル酸不使用と明記された製品(例:旭化成のサランラップ)

NG例:

  • 安価なビニール製のラップ、ポリ塩化ビニル(PVC)製食品容器
  • プラスチックの容器で食品を加熱する行為(電子レンジなど)


4. ペットボトルやプラスチック容器入り飲料を減らす

飲料ボトルや缶の内側に使われるコーティングにも、フタル酸類やBPAが含まれる場合があります。

対策:

  • 水やお茶は自宅で淹れてマイボトル(ガラスかステンレス)に入れて持ち歩く
  • 紙パック飲料や無添加の飲料も選択肢


5. 外食を減らす/内容に気をつける

レストランやコンビニ食でも高温での調理+プラスチック接触があると、化学物質が食品に移る可能性が。

対策:

  • 外食時は「焼き魚定食」「サラダ+主菜」などシンプルな和食系を選ぶ
  • フタル酸の心配が少ないオーガニックカフェや自然食レストランも◎


フタル酸エステルの影響を受けにくい食生活についてまとめると、以下のようになります。

実践内容ポイント
加工食品を減らす食材に近いシンプルな料理が安全
自炊を増やす調理法・容器を自分でコントロールできる
ガラス・ステンレス容器を使うプラスチック容器やラップは避ける
裸売り・紙包装を選ぶプラスチック包装の少ない食材を選ぶ
ペットボトル飲料を減らす水筒や茶葉から淹れた飲料に切り替える

プラスチック製品は、今や食品の包装などでなくてはならないものとなっていますが、やはりフタル酸エステルの影響を避けるためにもある程度工夫してなるべくプラスチック製品が使われていないものを選ぶなど、意識することが必要なようです。